レース

写真:ロベルト・ヴィーヴァ

再びレーシング・シートに

フェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパのレーシング・ドライバーらは、各自の期待感から純粋な喜びまで、さまざまな感情を明らかにしています。いつもとはまったく異なるシーズンがようやく始まりました。

レーシング・マシンのエンジンが始動した瞬間、あなたは特別な感情が解き放たれるのを感じることができるでしょう。長らく待ち望んでいた2020年のシーズンがついに幕を開けました。安堵、喜び、チェレンジを観戦したいという思い – フェラーリ・チャレンジのシーズンがいつもとまったく異なるかたちで始まる中、あなたがこれらの感情を抱いたとしても不思議ではありません。

イモラ、バルセロナ、ポルティマン、ムジェロ、スパ・フランコルシャン、ミサノ、アブダビで開催される2020年度のフェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパは、レース・スケジュールが大幅に変更されました。そのシーズンが始まったことで、イモラのアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリで迎えた最初の週末、私たちは何人かのレーサーに話を伺いました。

デンマーク出身のミシェル・ガッティングは、今回がチェレンジ・ヨーロッパのデビュー・シーズンであり、イモラでは見事2位を獲得しています。彼女は次のように話します。「ようやくここに来ることができて嬉しく思います。私にとっては初めてですから。素晴らしいサーキットです。技術を必要とする超高速サーキットですね。マシンも超高速です。間違いなく、私の最も好きなサーキットに位置付けられます」。

「サーキットに戻るとモチベーションがさらに高まります。どれだけパドックを恋しく感じていたのかが本当に分かります。パドックだけではなくて、走ることや周囲の人のこともです。特に周囲の人は、私がレースに出場するうえで大きな役割を果たしてくれたりしたわけですから…。雰囲気はいつもと違いますが、実に素晴らしいと思います。みんな会話をしたり、経験を共有したりしています」。

予選中にサーキットを走るカー・ナンバー155。7月4日にイモラで開催されたフェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパで。写真:ロベルト・ヴィーヴァ
予選中にサーキットを走るカー・ナンバー155。7月4日にイモラで開催されたフェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパで。写真:ロベルト・ヴィーヴァ

ベルギー出身のローラン・デ・メーウスは次のように加えています。「私たちは全員で目的を再調整する必要がありました。レースはできないだろうと考えましたが、素晴らしい体験に恵まれています。私の息子がシミュレーターを持ってきたので、私はこの3ヵ月間、それを利用してレースを行っているのです。子供たちとカートでレースもしています。しかし、これらのマシンを使った体験に代わるものはありません」。

ローランは、新型のレーシング・マシン488 Evoを初めて体験するドライバーの一人です。乗ってみてどんな感じですか?「ステアリングの感覚が素晴らしく、安定感が進化しているように思えます。しかし、まだマシンのポテンシャルを最大限には引き出していません」。

トロフェオ・ピレリの現チャンピオンであるエマヌエーレ・マリア・タバッキも、自身の気持ちを次のように表しています。「夢が再び叶いつつあります。この場に来てターマックの匂いを感じることができたので本当に幸せです。トレーニングの時間は十分にありました。そしてついに私たちはここへ戻ってきたのです」。こうした言葉を口にするだけあって、彼はイモラのレースで2勝を挙げています。

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