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雑誌記者がSF90 Stradaleを評価

雑誌記者がSF90 Stradaleを評価

SF90 Stradaleの名は、スクーデリア・フェラーリの90周年を記念して命名された、レースの世界と跳ね馬生来の気質をつなぐもので、そのモデル初となる専門誌の記者による試乗が行われました。

伝説のフィオラーノ・サーキット。マラネッロに広がる緩やかに起伏した緑の丘陵。フェラーリにとって革命的なターニング・ポイントとなった最高出力1000 cvを誇るハイブリッド・レーシングカー。跳ね馬のスーパーカーに名を連ねるSF90 Stradaleのテストから始まる夏、それ以上のものがあるでしょうか?

この6月、ヨーロッパ中から30人を超える最も権威ある自動車雑誌の記者が訪れ、本来の活躍の場であるサーキットだけでなく、安定した運転と急加速が入り混じる公道でもSF90 Stradaleのすばらしさを堪能する機会を得ました。

そしてこの試乗は、このモデル最大の長所、すなわち、マラネッロに本拠を置くフェラーリが手掛けた量産車では初となるPHEVハイブリッド・テクノロジーがもたらした数々のメリットを明らかにするものとなりました。SF90 Stradaleはこれまで量産車では考えられないレベルのパフォーマンスを備えています。すでに述べた1,000 cvの最高出力に加えて、パワーウェイトレシオ1.57 kg/cv、250 km/h時の空力荷重390 kg(Assetto Fioranoバージョン)のスペックで、カテゴリーの頂点に君臨します。

フェラーリ史上初めて、V8モデルがクラスでトップに立ったのです。雑誌記者は一様にSF90 Stradaleのスピード、エモーショナルな走り、すばらしい操作性に熱狂し、フェラーリ・ラインナップの目覚ましい発展に驚嘆しました。

「SF90 Stradaleはまったく新しい次元の扉を開くモデルです。もはや運転やハンドリング、技術といったレベルではありません。まるで魔法です。どんなに言葉を尽くしても言い足りないくらいです。マラネッロのエンジニアたちは間違いなく魔法使いだと」フランスの有名な自動車雑誌『Sport Auto』の編集者ローレン・シュバリエはこう述べています。ほとんどの記者の間で、採用されているシステムは多いにもかかわらず(例:最長25 kmまでの完全な電気走行を可能にする3基の電気モーター、16インチ曲面ディスプレイ搭載したタッチホイール式のまったく新しいHMIなど)、ドライバーにとってのドライビング・エクスペリエンスの複雑度は変わらないという意見で一致しました。むしろ、無理なく体系的に統合されているため、走行に関するあらゆる機能をボタンひとつで制御できるようになっています。

ドイツの自動車雑誌『Auto Zeitung』のマルティン・ウルバンケは次のように語っています。「SF90 Stradaleの新機能をすべて挙げれば何ページにもなるでしょうから、単刀直入に参りましょう。これは、跳ね馬がこれま

 

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