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Ferrari J50:フェラーリ・イン・ジャパン50周年記念モデル

Ferrari J50:フェラーリ・イン・ジャパン50周年記念モデル

生産台数わずか10台の2シーター、ミッドシップ・ロードスター

東京の国立新美術館で開催されたフェラーリの日本進出50周年記念式典において、生産台数がきわめて少ない見事なモデル、Ferrari J50が発表されました。このモデルは、6月末に日本の富士スピードウェイで行われる、次のフェラーリ・レーシング・デイズで披露される予定です。

 

限定10台のFerrari J50は、2シーターのミッドシップ・ロードスターです。そのデザインは、マラネッロのフェラーリ・スタイリング・センターが手掛けたもので、1970年代から80年代のフェラーリ・ロードカーを想起させるタルガ・ボディが特徴的であると言えます。10台のFerrari J50は、フェラーリ伝統のオーダーメイド・スタイル、フォーリ・セリエに従い、1台1台がオーナーのリクエストに合わせてテーラーメイドで仕上げられています。

東京で展示されたJ50は、特別な3層コートのレッド塗装をボディに施すとともに、インテリアには、レッドとブラックのレザーおよびアルカンターラ仕上げを採用していました。個性的かつ未来的であると評されるFerrari J50のまったく新しいボディは、革新的で低いフォルムのロードスターを求める日本のオーナー向けに特別にデザインされたものです。デザイン・チームが目指したのは、「フェラーリの本質である俊敏性と軽快さを融合させる」ことでした。J50のサイドには、特徴的な2本の力強いラインが備わっています。上のラインは、ウインドスクリーンへと流れるサイドウィンドウの斜めカットライン。下のラインは、フェラーリの伝説的名車であるGTO、F40、F50などからインスパイアされた、急傾斜の黒いスウェッジ・ラインです。このスウェッジ・ラインが、「低く抑えられたノーズから大胆に立ち上がり、ドア後方のエア・インテークへと溶け込む」さまをご覧下さい。

インテリアは、オーナーのリクエストに合わせてテーラーメイドで仕上げられています。

「ヘルメット・バイザー」効果を生むこのウインドウ・グラフィックは、1950年代に登場したフェラーリのオープントップ・レーシングマシン、「バルケッタ」を彷彿とさせます。また、ボンネットの中央部をより低くし、ホイールアーチの盛り上がりを強調することで、フェラーリのミッドシップ・スポーツカーならではの力強さを際立たせています。Ferrari 488 SpiderをベースにしたJ50は、高い評価を得た3.9リッターV8ターボ・エンジンを特別に仕立て上げたものを搭載しており、その最高出力は690 cvにおよびます。徹底的なエアロダイナミクスの追求がなされ、J50は、そのパワーを最大限に活用できるよう流線型に形作られました。ウインドスクリーンの上部は低くなり、エアロフォイルとリア・スポイラーへの気流を増加させています。

全ての J50 は日本的なテーマの製造番号プレートを備えています。

大きなダウンフォースを生み出すリア・ウィングはクワッド(4灯式)テールランプの上に配され、リア・ディフューザーはジェット・エンジンのアフターバーナーからヒントを得ています。入念に作り込まれた透明なエンジン・カバーはロールフープへと視覚的に延長され、フープをつなぐブリッジとして装着したエアロフォイルは、1960年代のフェラーリのスポーツ・プロトタイプ・モデルを踏襲しています。専用設計の20インチ鍛造アルミ・ホイール、独特のインテリア、そしてフロント・シート後方に収納可能な美しいカーボン・ファイバー製タルガ・トップを備えたFerrari J50は、フェラーリの日本進出50周年を記念する、極めて特別な存在です。ラッキーなファンは、6月末のフェラーリ・レーシング・デイズ富士で実際にJ50を目にすることができるでしょう。

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