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車輌
03/20/2018

フェラーリを象徴するロッソ

フェラーリの代表的なカラーであるレッドには様々な色合いが存在

かつてエンツォ・フェラーリが「子供に車の絵を描かせてみれば、間違いなく赤い色の車を描くでしょう」と言ったのは有名な話です。

 

この話しを広げてみると、赤いスポーツカーと言われて人々が思い浮かべるのはほぼ確実にフェラーリであると言えるでしょう。何と言っても、フェラーリのF1チームカラーはレッドが主体であるし、顧客が選ぶのも圧倒的にこのカラーです。驚くことに、1990年代初頭のピーク時には、生産されたフェラーリの85%がレッドのカラーリングでした。現在でもその割合は40%に上ります。

 

フェラーリのカラー・サンプル・カタログの中には、ひときわ印象的な色合いの赤があります。それは「レーシング・レッド」という意味のロッソ・コルサ(Rosso Corsa)です。このカラーの存在理由は簡単に推測できます。国際的なレースにおいてイタリアのレーシングカーが伝統的にレッドを採用していたことから、レッドはフェラーリにとって不可欠なカラーなのです。

 812 Superfast にはスペシャルカラー、Rosso 70 Anni hue も

288 GTOなど、フェラーリを最も象徴する歴代モデルの中には、この色合いの赤しか選べなかったものも存在します。そして、フェラーリは、新たなスペシャル・シリーズモデルとなる新型Ferrari 488 Pistaを投入するにあたり、鮮やかで濃い色合いのロッソ・コルサを当然のごとく選びました。この488 Pistaは、レーシングカー並みの走りを堪能できるロードカーに仕上げられています。2018年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーで488 Pistaが初公開されたとき、この車は力強さを感じさせるロッソ・コルサのボディ・カラーを身にまとっていました。なぜこの色なのかという質問を受けた、フェラーリの製品マーケティング責任者、ニコラ・ボアリは、「ロッソ・コルサは我々のDNAに根ざしています。ブランドとの結び付きが非常に強く、当社を代表するカラーですから」と回答しています。

ロッソ・コルサ – 「レーシング・レッド」 – は、フェラーリ・レーサー伝統のカラー 写真:ゲッティ・イメージズ

言うまでもなく、フェラーリの赤にはロッソ・コルサ以外の色合いのものもあります。例えば、ロッソ・スクーデリア(Rosso Scuderia)はコルサに比べて明るく、ロッソ・ムジェロ(Rosso Mugello)はダークな色合いです。さらに、いくつかのフェラーリ・モデルに対しては、同社の豊かな伝統を反映させたロッソ・ディーノ(Rosso Dino)やロッソ・フィオラノ(Rosso Fiorano)といった「ヒストリック・カラー」が用意されています。このほかにも、ロッソ・モンツァ(Rosso Monza)、ロッソ・フォーミュラ1 2007(Rosso Formula 1 2007)、ロッソ・フォーコ(Rosso Fuoco)、ロッソ・ベルリネッタ(Rosso Berlinetta)などのスペシャル・カラーも存在します。これらは全てフェラーリのコンフィギュレーターで色合いを確認することができます。2017年に創業70周年を記念してロッソ 70 アンニ(Rosso 70 Anni)を生み出したように、フェラーリは常に赤を進化させて新色を生み出しているのです。

 

このたびフェラーリは、新型Ferrari Portofinoを投入するにあたり、新たな色合いの赤を考案しました。言うまでもなく、この3層コートのメタリック塗料はロッソ・ポルトフィーノ(Rosso Portofino)と名付けられています。その豪華な色合いは、イタリアのリビエラ産高級赤ワインを連想させると言っても過言ではありません。

 独自の3層コートメタリック塗料、ロッソ・ポルトフィーノを持つPortofino 写真:ルカ・ロカテッリ

実際、フェラーリは、無数の赤を生み出すことができるでしょう。マラネッロのテーラーメイド・パーソナライゼーション・プログラムを利用すれば、顧客は自分のイマジネーションを思い通りに具現化することができます。カラー・サンプルの中からベース・カラーを選び、オーダーメイドのカラーを創り上げることができるのです。