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車輌
11/29/2017

2017年 カヴァルケード・クラッシケ

2017年のイベントでは、フェラーリ史上最も貴重な車輌がトスカーナのアドベンチャーに参加した

「クラシック・フェラーリを運転するフェラーリ・オーナーは中でも特別な存在です」とエンツォの子息でフェラーリの副会長を務めるピエロ・フェラーリは語ります。この言葉からもフェラーリ70周年を祝す「カヴァルケード・クラッシケ」が類まれな祝祭であることは間違いないでしょう。1947年に創業した偉大なこのブランドのDNAを祝す時がきたのです。

20を超える国から70台の歴史上重要なフェラーリが招待されて、5月5日から9日までの期間、美しいトスカーナ地方を巡る3日間のツアーを楽しむ「カヴァルケード・クラッシケ・レギュラリティー・ラリー」に参加しました。

マグラ川越しの眺め 写真: ニック・ウィルソ

カヴァルケードは、アウグストゥス・ホテルを拠点に開催されました。ここにはイタリア人紳士に人気の海辺の街、フォルテ・デイ・マルミに建つヴィッラ・アニェッリがあります。

参加車輌は、オープン・バルケッタがカバーをかけられて駐車しているホテルのパーキングで点検した後、ラリー・ナンバーが発行されました。ボディカラーに関しては、やはりロッソコルサが優勢でしたが、今回のセレクションではシルバーやブルー、ジャッロFlyも多く、夕日に美しく輝いていました。

 

125S ―伝説的なファクトリーのゲートを最初に出たCavallino Rampante(跳ね馬)―にすぐに注目が集まりました。他には166 MM、212 Inter、340 MM、別の166 MM、250 GT Tour de France、250 GT SWB California、そして複数台の275 GTB、330、Daytona、 Dino、さらには288 GTO、最新の迫力あるブラック仕上げのLaFerrari Apertaが参加しました。

有名なピサの斜塔はカヴァルケード・クラッシケにとって最高の背景 写真: ニック・ウィルソン

私は1956年式 Ferrari 860 Monzaのコ・ドライバーとして参加しました。この車輌は、申し分のない戦歴と優勝経験を誇るサラブレッドです。翌朝、私達はまだ前日の走行で温まったままの車輌で細い道を抜け、フォルテ・デイ・マルミの中心地へ向かい、そこでレギュラリティ・セクション・タイムカードを受け取り、城壁に囲まれたルッカまでの道が示されたルートブックを確認しました。 そしてフェラーリのフラッグを合図にスタートしました。その際ドライバーは、回転数を860にまで上げてクラッチを繋ぐというスタンドプレーで観客の方々を喜ばせました。

印象的なレアーレ邸での最初のコーヒーブレイクまでの朝のルートは美しかったです。しかし特に雨が激しく降り出してからのルートは、何も問題は起こりませんでしたがチャレンジングでした。

モッツァーノ近くにあるポンテ・デッラ・マッダレーナ(「悪魔の橋」としても知られている)を通過するカヴァルケード 写真: ニック・ウィルソン

とても有能な警察バイクの先導のおかげでカヴァルケードはスムーズに100kmに及ぶ景観の良い丘のルートを駆け抜けました。途中、フォルテ・デイ・マルミへ戻る前にカヴァルケードは、バロック形式のプファンナー宮でのランチのためにサウンドを高らかに奏でながらルッカの街へ向かいました。

 

2日目は、海岸線に沿って、ラ・スペツィア湾の海辺の街、レーリチに向かいます。太陽は輝き、道は完璧です。最終日はアペニン山脈を越え、モデナまでのエキサイティングなドライブです。ランチはモデナのムゼオ・エンツォ・フェラーリでとりました。その後、フェラーリのフィオラーノ・サーキットで何周かラップを刻み、マラネッロのファクトリーでゴールします。ここでカヴァルケードは本当にエキサイティングになり、車輌は往時を彷彿とさせる走りを披露しました。

 

フィオラーノが出来る前に、フェラーリが車輌テストで使っていた高速のアベトーネ通りを、サイレンを鳴らした警察バイクが過ぎると、沿道に待機していた軍警察が観客を道端まで移動させ、その後フェラーリがサウンドを奏でながら駆け抜けます。マラネッロにつながるこのすばらしい道の安全なエリアでドライバーたちは、抜きつ抜かれつの走りを楽しみました。

 Laps of the Fiorano circuit concluded the three-day event  Photo: Nick Wilson

カヴァルケード・クラッシケは、単なるスリリングな体験以上のもだということが分かりました。この偉大なブランドの70周年を祝して、何名かの最も重要なクライアントの方々に、スペシャルな何かを贈ってくれました。明確なのは5つ星のサービスによる最高のルートです。しかしそれ以上に、カヴァルケード・クラッシケは 「フェラーリのイタリア」へのユニークなアクセスを参加者に味合わせてくれました。



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